憧れのカリブ海で夢のような時を過ごせるカンクンのオールインクルーシブ???
全部コミってチップはどうなの…?
- カンクンのチップの相場は?
- オールインクルーシブでもチップは必要?
- チップはドルでもいいの?
- 小銭で払ったら失礼にあたる?
- チップが必要なのはどんな時?
- 払わなかったらどうなるの?
そんな疑問に答えます。カンクン旅行に行く前に私自身も気になって調べたことや実際の体験をもとにまとめました。
カンクンのチップ事情まとめ
日本にはなじみのない習慣のチップ。
海外に訪れた時はその国のチップ事情を理解しておくことは必須だと思います。
カンクンではどうなのか?どうだったのかを紹介します。
基本的には総額の10~15%が相場となっています。
そもそもチップって?渡さなかったらどうなるの?
旅行先では、通貨の違いもあって支払いそのものも手間取りそうなのに、なじみのないチップのことも考えるとなると大変…!!
なんなら、出し渋る気持ちさえありました。。(初めて海外に行った時の若い頃とか)
でも、これはお礼の気持ちとかそんな意味だけじゃなくて、現地で働く人のお給料の一部、日々のチップとのトータルでひと月の稼ぎとして見込んでいるものということ。生活がかかっていること。
なので当然支払うべきもの、と知りました。
こういった背景を知って理解してからは、支払うのは当然という思いに変わりました。
ただ、面倒だな…というのは、やっぱりちょっとはありますが。
渡さなかったら…?
旅慣れていなかったりそもそも習慣がないので、うっかり忘れていた、なんてこともあるかもしれません。
忘れていたり渡さなくても、後から請求がきたり何かに問われることはありません。
現地の方が目の前でそういった場面にあっても、何か言ってきたり、追いかけてきたり、などもありません。
でも“チップは支払うべきもの”と理解しておいて間違いありません。
楽しく旅をするためには現地の事情を知るのも一つ。
立つ鳥跡を濁さずじゃないですが、旅行先で「なんだよ~あの日本人…!」なんて言われないようにしたいですよね。
シチュエーションごとの相場を公開!
日本はチップの習慣はありませんが、それ以外のチップのある地域や国でも考え方や細かな点は様々なようです。
同じ国内でも人それぞれのこともあったり。。
トピ主さんの「とても参考になるレスばかりだけど読めば読むほどわからなくなる」という感想にも共感。。
なのでここでの情報は、カンクンでのチップの相場の一例という位置づけで参考程度にしてもらえればと思います。
- レストランでの支払い
10~15%(ランチ)15~20%(ディナー) - ツアーガイドやドライバー200㌷/日
- ポーター20㌷/荷物1個に付き
- ルームサービス10%
- ベッドメーキング
40~50㌷/日 or 100~200㌷/最終日まとめて - スパ 10~20%
- タクシーは不要
大きな荷物を持ってもらった時は20㌷/1つに付き - 公共トイレでトイレットペーパーを渡してもらう(5㌷~10㌷)
高級ホテルやレストランの利用時にはそれなりに多めと覚えておけばOK
チップはメキシコ㌷?US㌦でもいいの?硬貨はどう?
カンクンではどちらでも流通しているので基本はどちらでも大丈夫です。
ただし、1US㌦以下の硬貨での支払いはNGです。
1ドル札以下の硬貨はカンクンでは使えず両替もできません。
硬貨での支払いは失礼?
チップの相場の一つの目安としてその国の最低紙幣というのがあり、硬貨での支払いは失礼にあたるという説もあります。特にアメリカでは。
また1¢(ペニー)を渡すのはinsult(侮辱)を意味するのだそう。。
カンクンではチップの相場が5㌷や10㌷のサービス(公共トイレやスーパーの袋詰め)もあるので、そうなると硬貨で支払うことになりますね。
とはいえ、なるべく大きい単位の硬貨や紙幣のある20㌷以上の時は紙幣での支払いがスマートであることは間違いありません。
オールインクルーシブでチップはどうだった?
基本的にはチップ込みと明記もされています。
ガイドブックもそうですが、予約時のホテル詳細やホテルの公式HPにも『 チップ込 』と記載があります。
クラブ ソラリスの公式HP【WHAT’S INCLUDED】より
でもネットでは、ベッドメイキングやルームサービスは必要という声も。
う~ん、どっちなの…?
日本のような建前の国じゃないんだろうから、白黒ハッキリして欲しい…!!
ネットの声というのは現地在住の日本人の声なので、肌感覚というかいちばん信頼できる意見とは思うのでますます迷う。。
ホテル内では財布を持ち歩かなくても、食べたり飲んだりサービスを受けたりできるのがオールインクルーシブならではの素敵なところ。
いっそ、その分も上乗せしてもらえれば楽なのにね。
それから金額は決まっていた方が楽なのに。。とどうしても感じてしまいます。
で、滞在中どうしたのか
そんなこんなをふまえて実際にどうしたのかをメモしておきます。いちトラベラーの個人的な体験として…
ルームサービス
到着した日はフライトの遅れでレストランが利用できなかったので、ルームサービスをお願いしたのが深夜だったこともあり、チップは渡しました。
メニューに値段が書かれていないので10%というのが難しいところですが想定で。
ベッドメーキング、その他
またエキストラベッドを運んできてくれた方にもお礼を。(2㌦)
プールサイドのフードサービスやタオルの交換時はセルフなのでなし。
レストランで
レストランでも滞在中はチップ込みと思っていたので渡しそびれました?
ブッフェスタイルならそれで問題なかったかと思いますが、フルコースのレストランでサービスしてくれたウェイトレスには渡せればよかったかも…
飲み物のお代わりなどのサービスを受けた時には50~60ペソ、という意見もあったので。。
とはいえ、ホテルのホームページにチップ含む。と、明記されているのにね…??
パッと見た感じでは、外国人の方もテーブルには置いていなかったように見えましたが、もしかしたらスマートに手渡ししていたかもしれません。
どっちなんだろう…というよりも、味もサービスもよかったのでその対価として渡せればよかったと思いました。
ツアーに参加
一日のツアーに参加した時には、日本人の旅行会社だったこともありチップの金額が明記されていたのでその通りにしました。これは助かる。
ガイドさんには(10US㌦)、ドライバーさんには(5USドル)。
またブッフェスタイルのレストランで飲み物を運んできてくれたウェイターさんには(1USドル)をガイドさん経由で渡しました。
何もなければ提示された金額を、道中で迷惑をかけたり、イレギュラーでお世話になったりしたらプラスする感じでOKだと思います。
後になってみてから、いろいろ思うこともあり。
チップって本当に難しい。。
ページ中ほどで紹介した発言小町のリンク先のトピの発言がとても腑に落ちました。
チップはサービスの場面での相手への尊重をあらわすのとその人の社会的ステータス、もしくは価値観、全てが現れるものだと思います。“オトナ度”ですね。
若い学生さん達も皆でお金をやりくりしながらダブルタックスでちゃんと払っていきます。そうすると「ちゃんとした家の子なんだな」と思われます。なのにいい大人がごまかしたりケチったりしていると恥ずかしくないのかなー、と思ってしまいます。
全てを理解しようとするのは難しいですが、旅先でスマートなふるまいができるオトナを目指したいものです…
それにしてもチップって難しくて深い…