【家族がコロナ】ホテル入院生活と入院中の症状まとめ

家族が(大学生の二男)コロナでホテル入院しました。

【家族がコロナ】ホテル入院生活

症状の経過と入院生活をざっくりまとめてみたいと思います。



ホテル入院までの流れ

 
全ては管轄の保健所を通して決定および手配がされ、連絡があるので指示に従います。

ホテル入院の基準は?誰でも入れる?

 
患者本人の症状、受入元ホテルの空き状況、自宅の状況(隔離できる個室の有無、同居家族に高齢者、妊婦、重篤な基礎疾患を有する者の有無…)などから判断されます。

基準や条件を満たしていても、地域ごとの空室次第で状況が異なります。

ただ、希望は聞いてもらえるので(通るかどうかは別として)、家庭等の状況により、なる早の入院を希望する場合は、保健師さんとのやり取りの際に事情を相談してみるとよいと思います。

家族の入院が決まったのは第5波の頃(2021年8月の上旬)で、患者数が日に日に増えていた時期だったため「 順番待ち 」とのことで、陽性判定の3日後から入院になりました。

ホテル入院の基準は?誰でも入れる?

※Yahoo!ニュースより画像引用

その数日後には更に感染者が増え、「基本は自宅待機」との方針になったというニュースを目にしました。

もう何日か遅かったら自宅待機になっていたかもなので、ラッキーなタイミングでした。

ホテル入院の費用と交通手段

 
宿泊費、食事代、全て公費負担です。
入院に関する費用の自己負担はありません。

また、専用車が自宅まで迎えにきてくれてホテルまで送り届けてくれました。途中で更に同様のコロナ患者を2人を乗せた相乗りでした。

ホテル入院の費用と交通手段

自宅からそこそこ遠いのと(20Km超)渋滞もあって、小一時間程度でしたが、もし自家用車で行くとなるとアクリル板なども付けていなし、狭い空間でずっと咳をされていたら、感染リスクがかなり高そうです…

そんな中、公共の交通機関が利用できないとは言え、送迎してもらえるとは本当にありがたいです。

退院後の復路は、公共の交通機関の利用許可もでるので自力で帰宅します。

ホテルでのコロナ入院生活

 
ホテルに到着したら、これらの書類を渡されるので指示に従って生活します。

ホテルでのコロナ入院生活

入院初日に、医師とのオンライン診療があり、その後は検温と血圧や血中酸素の自己測定をして、スマホアプリで報告します。
コロナで入院オンライン診療
体温計やパルスオキシメーターも用意されています。

パルスオキシメーター家族がコロナ

前日に自宅療養者用のパルスオキシメーターも届いていたので念のため持参しましたが不要でした。

ホテル入院で薬は処方してもらえる?もらえない?

 
結論から言うと、解熱剤や咳止めなどの薬は必要に応じてホテル入院時に処方が可能でした。

我が家のケースでは、事前に保健師さんに確認した際に「薬等の処方はしていない」との案内だったので、途中で足りなくなると困るので、PCR検査をしたクリニックで追加処方をしてもらうことにしました。

ホテル入院で薬は処方してもらえる?もらえない?

その際に、本人はもちろん濃厚接触者の同居家族がもらいに行くこともNGで同居家族以外の誰かが取りに行くか、または、入院先のホテルに郵送対応してもらうことも可能と聞いて、クリニックと保健所と何度もやり取りして、手配しました。

薬局では入院時に処方可能なのでは?と言われ、再度、保健所へ確認したらできないとの返答だったので、恐らくホテルにより対応が分かれ今回入院するホテルでは不可なのかな…と思っていました。

そして保健所の指示で、部屋番号の記載が必須(名前だけではダメ)とのことだったので、チェックイン後に本人から部屋番号の連絡をもらい、またクリニックに連絡して…と。

ですが結果的に、ホテル入院時の処方は可能だったようで。
この数日のやり取りはなんだったのか…💧

コロナ感染後の医療費は公費負担?

 
また、退院後に代金を支払いに行きましたが、薬局では「公費負担のため代金不要」とのことでしたがクリニックでは再診料と処方箋代がかかりました。

恐らく、コロナ感染後の医療費は公費負担となっているのかもですが、周知や対応の統一はされていないのかな、という感じでした。

入院時に処方してもらえれば費用負担はなかったし、必要量だけで済んだのに…前もって手配したので多めに処方してもらいましたが、熱は安定していたので、最終的に薬はけっこう余りました。

念のために何度も確認したことでのこの結果なので、こちらとしては防ぎようはないですが、薬がもらえなくて困るよりはマシだったと思うことにします。

どちらにしても、超多忙の中で対応してくださっている保健師さんにはもちろん感謝の方が大きいです。

ただ体験談として残しておきます。

持ち物やアメニティなどについて

 
タオルは滞在中の交換はありませんが、備え付けのものを使用可能です。

コロナ入院の持ち物やアメニティ

ドライヤー、歯ブラシ、シャンプー・リンスなどもあります。

当然ですが、滞在中のシーツ交換や清掃はありません。

ホテル入院の部屋の様子

タオルの替えはないのでセルフで洗って使うか、必要があれば持参します。

洗濯用にウタマロ石けんがエレベーターホールの棚に置いてあり、部屋へ持ち帰りができました。

洗濯用の石けんも配布

ビジネスホテルなのでフリーWi-Fiも完備されていて使用OK。

基本的には帰りの交通費、スマホの充電ケーブルさえあれば身ひとつで大丈夫です。

軽症で体力的に余裕があるなら、ノートパソコンや暇つぶしの本などを持っていくとよいかもです。

食事について

 
3食仕出し弁当の配給があります。

ホテル入院の朝食

飲み物もペットボトルでお茶等が用意してあり、自由に部屋に持ち込めます。

飲み物はお茶を支給

りんごジュースは持参したものですが、味覚がなかったので不要だったかも。

時間になると各エレベーターホールに用意されるので、放送の指示に従って取りにいきます。

ホテル入院の昼食

こちらは、入院初日のお昼。カレー&餃子と思ったら更にカツものってました。サラダも付いててボリュームたっぷりです。

部屋をでる機会は、このお弁当を取りに行く一日3回のみで、ほぼ誰とも顔を合わせることもありませんでした。

ホテル入院の夕食2

前回分の食事のゴミもこのタイミングで持って行き、エレベーターホールの所定のゴミ袋に捨てます。

入院期間と退院について

 
退院時のPCR検査はありません。

「発症日から10日間経過 かつ 症状軽快後72時間経過した場合」に該当すると退院対象になります。

当初から説明があった予定通りの日程で退院となりました。

コロナ流行初期の頃は、状況が今とは異なっていて、PCR検査陽性→ 自宅に帰らずに即入院のケースがあったり、退院時は検査で陰性判定が必須だったため、平均の入院日数も現在より長かったようです。

入院中の症状について

 
何かあれば内線で連絡し医療スタッフの方に対応してもらえるので、その点は安心です。

ホテル入院時の対応

ただ、重症化しないか、後遺症が残ったりしないか、、いろいろ心配は尽きません。

味覚はそういえばなくなってた…
という程度でした。

ホテル入院の夕食

味覚は無くても食欲は普通にあって、どっちみち味がないので白ご飯だけが残ってもそのまま食べられ完食できていました。

それ以外の症状は、咳と37度前後の熱があるくらいで、日に日に回復していました。

入院中の症状について

※Yahoo!ニュースより画像引用

咳と味覚障害は退院後にも数日程度は続いていましたが、気がついたら治っていたという感じです。

重症化のわかれめ

 
こまめに連絡はこないし、症状を聞くとひと言が返ってくる程度ですが、悪化はしていないようなので、とりあえずひと安心。

重症化のわかれめ

※Yahoo!ニュースより画像引用

発症から5日経過頃から10日あたりが、軽症で済むか中等症以上に悪化するかの分かれ目になります。

ひとつの目安として一週間経過してから症状が落ち着いてくればひと山を越えたと言えそうです。

コロナの症状のイメージ

※Yahoo!ニュースより画像引用

軽症とは言え、咳が一日中出るので話すのも大変でとても辛そうでした。

【家族がコロナ】ホテル入院記まとめ

 
結果的に軽症で済んで後遺症も残りませんでした。

それまでは他人ごとだった後遺症についても、今回の件で詳しく調べるきっかけになりました。

若くても、脱毛や倦怠感・味覚障害など、陰性となってもその後の長期間、後遺症に悩まされている方も少なくないようで、知れば知るほどに怖い感染症です。

軽症であっても急変する可能性もある中、ホテル入院は大変ありがたく、家庭内感染のリスクも減らすことができました。

家族のコロナ入院記まとめ

自宅からの送迎までしてもらえてホテル入院は至れり尽くせりで、軽症患者には快適な療養生活になりました。ちょうどオリンピックのテレビ観戦したりも🎌 

自宅待機の家族はひと部屋で窮屈でしたけど…💧

 
当事者になってみて初めて知ったこともあり、医療従事者の方はもちろん、国や自治体関係者の方々の日々の尽力にも感謝です。

健康で普通の毎日が当たり前ではなくありがたいこと、とあらためて実感できた貴重な体験でもありました。

これからに活かしていこうと思います。

 

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