日本からカンクンへ行くには直行便がありません。
成田から無事に飛行機にさえ乗り込めれば、降りたら目的地…とは行かない今回の旅。
個人手配のツアーなので予約以外はセルフ…!
- ヒューストンでの乗り継ぎって難しいの?
- 失敗したらどうする?
- 荷物はどうすればいいの?
- 乗り継ぎは2時間で大丈夫?1時間はどう?
出発前はこんな疑問や不安にかられました。笑。
結果的には、無事に行って帰ってこれたので、失敗談も含め、出国や入国手続きの流れや注意点、気をつけるべきことを写真付きでまとめてみました。
日本からの出国
基本的には言葉が通じるという安心感は大きいです。
「 忘れ物 」や「 時間 」だけ気をつければ問題ないでしょう。
成田での搭乗手続き(チェックイン)
チェックイン ⇒ 荷物を預けるという流れです。
セルフでの自動チェックイン機も利用できます。
チェックイン時に受け取る搭乗券は、乗り継ぎ便と合わせて2枚を渡されるので、到着までなくないようにしましょう。
荷物についての詳細記事はこちら
出国手続き
手荷物検査 ⇒ 税関申告 ⇒ 出国審査 ⇒ 搭乗の流れです。
注意点のみ下記に挙げます。
- 持ち込み荷物の規定に注意。(液体は100㍉ℓ以下など)
- 高価な貴金属や海外製の時計を持っている場合は税関で申告する。
(申告しないと帰国時にお土産品として課税されることがある) - 出国審査時には帽子やサングラスなどははずす。
- 搭乗は、余裕をもって出発の30分前までに。
荷物の預けなおしは必要?
今回は、成田(NRT) ⇒ ヒューストン(IAH)⇒カンクン(CUN) まで2便ともユナイテッド航空を利用しました。
通常このルートだと荷物の預けなおしは不要です。
成田(その他の出発地)で荷物を預ける際に確認すれば安心です。
同じ航空会社間の乗り継ぎや搭乗券を目的地まで発券してもらえる場合は、荷物は最終目的地まで運ばれるケースがほとんどです。
ユナイテッド航空のアプリでも追跡できるようになっていて便利です。一緒に移動していることが確認できます。
帰りは最悪行方不明になっても後からでも届けば問題なしですが、万一、行きに無くなったら旅行が楽しめなくなる恐れがあるので不安ですよね。。
預け直しは不要ですが、ロストバゲージについてはトラブルに合わないよう願うしかないかもしれません。
ただ、ひと昔前と比較するとIT技術が格段に進歩している今は、そういったトラブルも減り処理速度も早くなっているはずですね。
ヒューストンでの乗り継ぎ手順
ヒューストンに到着!
ここでの乗り継ぎが失敗しないかが一つ不安事項でしたが、行ってみたら途中でどっちへ進むかなど迷うようなところもなく、流れに沿って進むだけです。(都心の地下鉄の方が迷うかも…)
アメリカ入国手続き
まずは入国手続きから。
こちらがESTAの申請機です。
日本語表記にできます。質問に答えたり指紋をスキャンしたり写真を撮られたりします。
一人1台づつを利用して同時進行に進めてもOKですし、一台の申請機で連続して複数人の手続きもできるので同行者をまとめての申請もOK
完了すると顔写真付きの用紙がプリントアウトされたものがでてくるので、それを持って列に並びます。入国審査へ。
きなこ
と片言過ぎるフレーズのみで無事終了。
復路での米国乗り換え時も同じく…
きなこ
きなこ
と陽気な審査官でした。
怖いイメージすっかり払拭…^^!!
税関、手荷物検査
”Connecting Flights” や “CONNECTION” ”Transfer” などの表記に従って進みます。 connect(つなぐ、接続の意味)
お次は手荷物とボディーチェックです。
靴もぬいでベルトなども外します。
こちらも無事に通過したらターミナルへ。
搭乗ターミナルへ
搭乗券にターミナルやゲートナンバーが書いてあるので、該当の方へ進めばOK!
搭乗ゲートは変更になることもあるので、インフォメーションボードで確認します。腕時計やスマホとの時差にも注意…!
“ ヒューストン 乗り継ぎ 1時間 ” というキーワードでの訪問者さんもいるので追記します。
ここまでで早ければ約30分程度でたどり着けるので、「 乗り継ぎ1時間 」は可能な時間ではありますし、スムーズに搭乗できれば待ち時間や無駄のないスケジュールではあります。
ただ、到着便が混み合っている、荷物の抜き打ち検査で止められた、、などの可能性も考慮すると、余裕をもって中2時間以上あると安心です。
1本目の便の到着が遅れるケースもあり得ますしね…
また、時間が迫っている場合、☆時の便に乗ると言うことを伝えながら進んでいけば融通を効かせて優先的に案内もしてくれるはずです!
余談ですが、今回はヒューストンからの乗り継ぎ便の出発が2時間遅れとなってしまったので、時間あり過ぎました。。(ヒューストン空港で計4時間以上待機)
カンクンでの入国手続き
入国審査 ⇒ 荷物のピックアップと税関申告の流れです。
メキシコ入国審査
入国審査に、メキシコ入出国カード(FMM)の提出が必要です。
入出国カードは項目が多いので機内で配布されればあらかじめ記入しておけるので楽です。
今回はもらえなかったので、審査場のカウンターの備え付けを使いました。
入国審査へ
簡単ないくつかの質問を受けて無事にパス。
きなこ
きなこ
きなこ
ここで、入出国カードの半券を一緒に返してくれるのですが、これは出国の際に提出しなくてはならない大事なものです!
私はやらかしてしまいましたが、帰国日までくれぐれも無くさないようにパスポートと一緒に大事に保管しておきましょう。
荷物のピックアップからの税関審査
あと少し…!!
荷物のピックアップをし、税関審査です。
荷物の抜き打ち検査を受けるかどうかをボタンを押して決めます。
抽選~(๑°ㅁ°๑)‼
緑なら、税関申告書を提出して通過OK。
赤が出たら、荷物チェックを受けます。
これにて無事に終了。お疲れ様でした。
気をつけるべきこと、事前にしておくべきことまとめ
出国や入国手続きをスムーズにするために、事前にしておくこと。
- ESTAの申請をしておく
- 大事なものの管理(パスポート、e-チケット、搭乗券など)
- メキシコ入出国カード(FMM)は帰国便の出国手続きでも使う!
ESTAの申請は、アメリカの空港に乗り継ぎで利用するだけでも申請が必須です。
個人手配旅行の場合、旅行会社からはこういった諸注意などは特になされないこともあるので自身で気がついて済ませておく必要があります。
パスポートが大事なことは誰でも承知だとは思うので忘れることはないと思いますが、フライトの際には何度も出し入れするので必要な時にすぐに出せるようにしておくといろいろスムーズです。
私はこれを使いました。
家族分のパスポート、搭乗券、ボールペン、クレジットカード、お迎えのバウチャー、スマホなどをまとめておきました。
見た目はコンパクトだけど、意外と収納力たっぷり!何でも入ります。
カードやパスポートのICチップ情報を抜かれないために、スキミング防止素材でできています。
ちなみに現代では全てコンピューター処理がされているので、搭乗券や e-チケットを紛失しても、予約番号がわかれば(メールの控えなど)再発行可能ですし大事にはなりません。
搭乗券も感熱紙にプリントアウトされた簡易なものですし。
ただ、無くさず必要な時にいつでも提示できるようにしておくに越したことはありませんね^^
首からかける現地用の貴重品バッグ、なかなか重宝しました。